11月14日(日)、
お台場の「タイム24ビル」で、
新生「ゴー宣道場」
の
幕が上がりました。
近代的なビルに移っても
「道場精神」を忘れないように、
「師範」「門弟」「道場生」
という言葉が、今後使用されます。
「門弟」は連続して
2回以上「ゴー宣道場」に参加し、
今後も毎回参加したい という人との
往復はがきのやりとりを省くために、
設けたものです。
6カ月の期限付きで、
3回休めば資格を失います。
これは新たに参加したい人の枠を
常に設けるためです。
「門弟」は決して
特権階級ではありませんし、
往復はがきで
参加したい回だけ
参加する人たちでも、
「道場生」として平等に
公論の形成に関われるのです![]()
よしりん先生と私が
会場に到着したのが11時半前![]()
少し早すぎたかなと思ったら、
すでに設営隊の皆さんが待っていました![]()
今回から門弟たちが
メーリングリストで志願者を募り、
女性隊長(和ナビィさん)の下、
準備が整えられることになりました。
受付の女性、
師範控え室への案内係の女性、
道場の垂れ幕を設置する男性陣、
道場生案内の男性たち・・・
全員、
自ら名乗り出てくれた人たちですが、
喜々として動き回っていました
もちろん師範方の安全確保のために、
最前列は骨法道場生と
女性ということになっています。
午後1時からいよいよ開始。
前列に師範方の机を用意し、
向かって右側から
堀辺師範、高森師範、宮城師範、
ゲストの砂澤氏、よしりん先生、笹師範、
そしてゲストの北海道議・小野寺氏、
さらに新しい師範の有本さん、切通さん・・・
という席順で並びます。

今回のテーマは
「民族と国民の葛藤
ーアイヌ系日本人からの告発ー」
基調講演を
砂澤陣さん が行いました![]()
砂澤さんは、
自身が明確に「日本人」であり、
「日本国のフルメンバー」
であることを宣言し、
「和人VSアイヌ」の
二項対立を主張する
「アイヌ協会」に対して
疑義を投げかけられました。
アイヌは
「人・男」という意味であること、
民族を表す言葉ではないこと、
アイヌの歴史などを淡々と語られます。
私が最も感動したのは、
祖父そして父から受け継ぐ
「個人」としての生き方を
話された時でした![]()

続いて、
砂澤氏と共に闘っておられる
北海道議会議員・小野寺まさる氏 が、
「アイヌ協会」の不正の実態を報告。
驚愕する事実が次々と公にされました。
小野寺氏は淡々と、
しかし説得力のある話し方で、
邪念のない、公のためだけの
活動をされていることがよくわかります。
このような人が
国政に出てほしいと思うのですが。

ここまで来て、
まず道場生との
質疑応答の時間をとりました![]()
実は、師範方は今回、
この時間を不安に思っていました![]()
「アイヌ問題」は、
多くの道場生にとっては
身近にある問題ではないですし、
そもそも「アイヌ」とは何かすら、
よくわからないと思います。
そのため、
質疑応答と言っても、
何を質問したら良いのかわからず、
挙手がないのではないか、
今回の道場が単なる
「お勉強会」になってしまうのではないか、
と心配していたのです![]()
ところが、今回もまた、
質問の手が
どんどん挙がるではないですか![]()

司会の笹さんは
どの方を当てようか
随分悩んでおられました
そして、第2部の冒頭、
よしりん先生から道場生に、
「日本人はなぜ、世間の中で
同調圧力に負けてしまうのか?」
といった質問を投げかけたところ、
4人の女性がそれぞれ
微妙に違う視点で語られ、
議論がさらに深まりました![]()

堀辺師範 は、
12世紀頃までは
東京のあたりも
「蝦夷地」「東国」といわれ、
大和政権の支配地域の
拡大に伴って
“ 辺境 ” が縮小し、
北海道だけが
「蝦夷(えぞ)」となったことを指摘。
そして
近代の民族、国民、国家の形成、
創出の過程で、最も遅れて
「日本人」となったのがアイヌ
であることを、様々な
歴史的要素を交えつつ
説明されました![]()
それを受けて 高森師範 は、
「東日本」と「西日本」で
形成された異文化が
歴史の中で次第に融合し、
段階的に等質な日本人、日本文化が
成立していったことを説明。
そのプロセスの中で
沖縄とアイヌの問題を
捉えることができるのではないか
と、提案されました![]()
堀辺、高森両師範が
垂直的な歴史の観点から、
アイヌを、
周縁の「まつろわぬ者」が
次第に融合していく民として、
ダイナミックに捉えなおされたのですが、
次に 有本香師範 が、
水平的な世界の民族問題との比較で
この問題を語られました。
これがまた
見事なリアリティのある話で、
「ゴー宣道場」に新たな観点を持つ
女性師範が誕生したことを
実感した歴史的な瞬間でした![]()

アイヌ問題は
北海道に住んでいない人々にとっては、
自分には関係ない問題で
あるかのように思いがちですが、
我々日本国民の全身体を形づくる
確実な一部であることを
実感できる貴重な道場になりました![]()
最後に民族衣装の件で、
師範の間に
感情的な不規則発言がありましたが、
あのまま終わっていたら、
せっかくの実り多い道場が、
不快感だけを強烈に残すものと
なっていたかもしれません。
時間を延長して
よしりん先生が大演説を行い、
かろうじて体制を立て直しましたが、
予定調和で行っているものではない
ということが、
あれで道場生にも
わかったことと思います。
この「ゴー宣道場」も、
ひとつ間違えたら
崩壊する危険性があると感じました。
いつまでも続くものでは
ないかもしれません。
一回一回のライブが
「一期一会」の覚悟で見に来て、
皆さん方が
歴史の証言者になってください。

今回設営を手伝ってくれた方たち、
警護してくれた骨法道場生に感謝します
設営部隊の人たちは、
新たな道場の設営を
問題なく行えるのか
とても緊張して当日を迎えていました。
中には、前日の夜は不安で
眠れなかった方もいたようです![]()
かく言う私も、
道場の前、数日間、
悪夢にうなされました
ある日は、
新しい道場で、周りの皆さんは
準備万端で来ているのに、
自分だけ何も準備が出来ておらず
白い目で見られ・・・
ある日は、
レインボーブリッジを走る
よしりん号
が
いくらアクセルを踏んでも
前に進んでくれず、
よしりん先生に
「時間に遅れるじゃないか
」
と激怒され・・・
睡眠不足の日が続きました・・・。
道場が無事終わった日は、
安心して爆睡致しました
なお、
今回の「ゴー宣道場」は、
抗議や圧力を恐れて、
全国的にマスコミが
報道を自主規制している問題ですから、
公論形成のために
「ゴー宣道場チャンネル」で
特別に2週間、
無料配信することを決定しました![]()
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決して地上波では流さないような
衝撃の内容になっています
完成をお待ち下さい![]()
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